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聖闘士星矢 LoS 感想(ネタバレあり)

映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』
前売券まだ残ってるので、また観に行きますが、初見の感想をもう少し。

原作から引き継いでいるのは、
キャラ名・用語・サガの反乱というベースになるストーリーのみ。

冥王神話にNDとLCが存在するように、
ベースとなる無印にも原作版・アニメ版・LoS版、と別々の解釈で、
個々に存在しても良いのではないかと思いました。
そして、どれを愛するかは個人の自由です。
古いとか新しいとか関係なく、どれも大切な『星矢』なのだと思いました。

しかし、LoSが清々しいくらい別物を作って納得いくものを完成させてきたので、
アニメ版の続編『Ω』が余計、駄作に思えてきました(苦笑)
いや、再熱したキッカケはΩだから否定はしないけどね、
旧作ファンに媚を売るようなことをして、2期は、
キャラの魅せ方も、シナリオの魅せ方も中途半端になってしまったなぁと(苦笑)
Ωの聖衣石なんか、なんで2期で石と箱が混在することになってしまったのか。

それに比べ、LoSのドックタグで“聖衣箱を召還する”、という方式は成功だったと思います。
あんなデカい箱を持ち運ぶのは現代方式ではない。
だけど星矢を語る上で、聖衣箱=オブジェクト形態は必須。上手い事考えましたね、と。



映画見たら絶対欲しくなっちゃうよ?ってことで、結構売れてるみたいです。ドックタグ。
プレミアムバンダイで売ってるのはお高いけど、映画館の売店にあるのは良心価格です(笑)
自分も氷河だけにするつもりが、全種買ってしまいました(これで○○に行けますね・笑)
まぁ、全種、といっても一輝兄さんの分が無いんですが・・・。
作中に出て来なくても作って欲しいわぁ。一輝ファンが可哀想だ。


以下は各キャラクターの印象について。
今回は、一部ネタバレが含まれるので、閉じて置きます。




●城戸沙織(CV.佐々木彩夏)
・原作と比べて、性格が一番別人。原作は女神色強いけど、こちらは普通の女の子色が強い。
・あーりん声優初挑戦にしては、演技も良かった。
・今回、沙織さんは星矢のことを「星矢くん」と呼んでいるけど、
 青銅ちゃんたちは「沙織さん」「お嬢さん」と従来通りの呼び方で呼んでいて、
 ここは、変えないでいてくれた所が良かった◎


●ペガサス星矢(CV.石川界人)
・界人くんが演技上手いのは知っていたので何の心配もしていませんでした。
 やはり主人公向きボイスだなぁと思った。
・星矢のアホ顔が見所です(褒めてます・笑)
 アニメでも前半はギャグが多かった気がするので、そこまで大きなブレは無いです。
 見た目がテンマっぽくてどうしようかと思ったけど、お調子者な所はやっぱ星矢だった。

●ドラゴン紫龍(CV.赤羽根健治)
・二代目紫龍を務めた櫻井さんの声に似ている気がしました。
 容姿もそんなに変わってないので、一番違和感無かったと思います。
 性格は・・・ちょっと可愛い人になりましたけどね(笑)こういうキャラ、好き♡
・聖衣を脱ぐと強い!って設定を活かしてくれた所は◎これぞ、紫龍だ!w

●キグナス氷河(CV.小野賢章)
・必殺技の声量に不安があったんですが、普通に喋ってるときは違和感なく、
 これがLoS氷河なんだな、と受け入れることができました。
・常にカッコつけてる(笑)けど、バイク→ダイヤモンドダスト→着地の決めポーズが、
 良くも悪くも、あぁ、やっぱ氷河だな、って思いました(笑)
・十二宮内では、今回は意外な方法でワープ。しかもいきなり我が師の元へ。
 氷漬けやマーマのシーンが尺の都合でカットされたのは残念ですが、
 でも、そう来たか!って思いましたね。
 只でさえ時間無いのに氷漬けで眠っていられてもねぇ(苦笑
・入れる予定だった、って事はやっぱマザコン設定は生きてるのか?
 車田先生も言ってたけど、今度はオリジナルで青銅ちゃん物語希望w

●アンドロメダ瞬(CV.岡本信彦)
・岡本さんは友人から「いろんなアンドロメダ瞬がいるけど頑張ってね」と言われたそうです。
 確かに、堀川瞬も、粕谷瞬も、神谷瞬も、それぞれ個性の強い瞬ちゃんだったなぁと。
 そして今回新たに岡本瞬が誕生したわけですが、
 また新しいアンドロメダ瞬が誕生したな、と思いましたね。
・この瞬ちゃん、妙に女慣れというか、女性の扱いに慣れてるな、と思うんですがw
 この辺りが新鮮でしたw

●フェニックス一輝(CV.野島健児)
・こちらも全く新しいフェニックス一輝ですね。鳳翼天翔の言い方が、超セクシー。
 ただ、思ったよりも活躍しなかったと思うのは気のせいでしょうか?(- -;)


●牡羊座ムウ(CV.宮本充)
・ここで技を披露してるのが、完結した物語を再構築した『新作』ならでは。
・容姿は原作に近いイメージでも声は違うので、どうなるかな、と思ったけど、違和感なく。
 そして、メガネも違和感なくw 羊一家みんなにメガネかけさせたくなったw

●牡牛座アルデバラン(CV.小山力也)
・大食漢設定が付け足されたものの、原作とそんなにイメージ変わらないなぁと。

●双子座サガ・教皇(CV.山寺宏一)
・サガはアイオロス逃走劇で犠牲になったことにされてるので、
 双児宮のシーンは丸々カット。上手いこと考えましたね。
 これで長年にわたり、教皇に成り済ます事が出来るわけだ。でも声でバレバレな気が・・・w
・LoSキャラの中で一番のイケメンだと思いました。
 正体を表して「双子座のサガ!」のシーンは美しかった///
 ただ最後はRPGのラスボスみたいなことになっていましたがww

●蟹座デスマスク(CV.平田広明)
・やっぱり愛されてるデッちゃんw ここだけミュージカル調w
 サントラは先に聴いちゃだめですよ。もっと思いっきりやっても良かったかもw

●獅子座アイオリア(CV.井上剛)
・12人の黄金聖闘士の中で一番カッコいいじゃないの?
 原作のアイオリアとは外見も声も全然違うけど、ちゃんとアイオリアなの。違和感ないの。

●乙女座シャカ(CV.真殿光昭)
・まさかシャカが洗脳アイオリアを止めにくるとは。
 原作では千日戦争を起こしかけた二人ですが、
 その組み合わせを別の形で活かしてきて上手いな、と思いました。

●蠍座ミロ(CV.浅野真澄)
・めっちゃ美人さんです。このミロ子さんはアリだと思いました。
・普通に素顔を晒すので、原作の仮面の掟設定は無いようですね。
・今回は氷河との対決は無し。でもこれで良かったと思います。
 原作の氷河とミロの戦いは『漢の戦い』が魅力なので・・・。

●射手座アイオロス(CV.森川智之)
・さっきアイオリアが一番カッコいいって言ったけど、やっぱお兄さんもカッコイイ!w
・森川さんを起用したのは◎だと思いましたね。

●山羊座シュラ(CV.川田紳司)
・原作よりも性格がちょっと軽くなったような気がします。

●水瓶座カミュ(CV.浪川大輔)
・肩の水瓶が、超便利な設計になってるので注目です。まさに意思を持ったような水瓶w
・師弟対決は尺がないせいか急ぎ足だったなぁ・・・。
 ちなみにオリジナル知りたいなら、アニメ版より原作がおススメです。ええ。

●魚座アフロディーテ(CV.桐本琢也)
・扱いが一番ヒドいwwアナザーディメンションか〜ら〜の〜、火サスって、
 これはどういうことなんだ?!Σ(°Д°;≡;°д°)
・アニメでは作画に恵まれず、イマイチ、アフロ様の美しさが伝わらず、
 でも今回は宝塚チックになって、より美しくなって、
 どんな活躍を見せてくれるのか楽しみにしてたのに…(´pωq`)


***


こうやって振り返ってみると、やっぱ駆け足だから、
あのシーンどうだったっけ?ていうのがありますね(苦笑
青銅ちゃん個々の戦いをもっと見たかった気がするけど、90分ではこれが限界か。
でも、逆にそのスピード感が何度も見たくなる作品になってると思います。
2回目観に行くのも楽しみです♪

円盤出たら買おうかな…って結局、星矢の沼からは逃れられないのかw

・・・。

ええい面倒!!みんなもハマってしまえ!ww


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