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【映画】聖闘士星矢 〜最終聖戦の戦士たち〜

聖闘士星矢 最終聖戦の戦士たち(1989年)

「週刊少年ジャンプ」で連載された車田正美のコミックの劇場アニメ第4作。聖域に何者かが侵入して生き残った黄金聖闘士を倒し、アテナ神像を破壊。それは、堕天使ルシファーの仕業だった。危機に瀕した地上を救うため、アテナは敵地に乗り込むが…。(45分)


・・・


聖闘士星矢 劇場版4作目を鑑賞。
天界編も先日観たし、これで、劇場版は制覇した。

正直なところ「最終聖戦の戦士たち」よりも今までに観た過去作品の方が面白かった。
中でも「邪神エリス」「神々の熱き戦い」が好きだ。
特に「邪神エリス」は、子供達にインテリ扱いされた氷河さんのせいで、
何度繰り返し観た事かw
戦ってこそ『聖闘士星矢』ですが、原作では見られない様な日常生活が描かれてると、
メリハリ付くし良いなというか、嬉しい。

まぁ、この2作品については、氷河が優遇されてるから、ってのもあるかもしれないが(笑)
普通にシナリオ的に起承転結の描き方が良いと言いますか、なんか好きですね。
尺がもっと長かったら、もっと深い物語になっていたであろう、
それを予感させる出来でした。


「最終聖戦の戦士たち」がイマイチに感じたのは、作画もちょっと微妙だったんです。
調べてみたら、この作品だけ作画監督が荒木伸吾氏じゃなかったんですね。
既にお亡くなりになってしまったが、
改めて、アニメ星矢における荒木さんの重要性を感じた。。。

でも、沙織さんは可愛かったです。
今迄はまさに、神々しい女神(アテナ)!って感じの沙織さんだったけど、
アテナ像を傷付けられ涙する姿や、
地上の平和の為に、敵地に傷つきながらも乗り込む沙織さんは、
女神だけど、どこか少女らしさが残ってて、なんだか凄く可愛かった。


ところで「最終聖戦の戦士たち」での、一輝兄さんの幻魔拳。
これ、子供向け映画の割にはトラウマレベルじゃなかろうか?(笑
70〜80年代のアニメって、当時にしか描けない『勢い』があって良いよねww
今見ても充分面白いよ。好きだなぁww


以下、ネタバレ感想。


●物語冒頭

黄金聖闘士が出てきますが、聖魔天使たちにあっという間に倒されてしまうという…



あぁ…ミロ様ぁぁぁぁ!。゚(゚´ω`゚)゚。
強敵ってことを表したいのかもしれないけどさ、
何もせずに倒されるなんて…
相変わらず劇場版での黄金聖闘士の扱いが酷いと思った瞬間。



●瞬と氷河の戦い




氷河VSモア
マーマの幻影を出されて、氷河さん苦戦中。

おおっと、これはマズいですねw
と思いつつ、CV.橋本さんの「マーマ」の言い方が凄く好きなんですよねぇ。
ついつい、繰り返し見てしまう(聴いてしまう)ww

にしても、マーマ若いなぁ。
いつもコート着てフード被ってる姿か、海の底で眠ってる姿ばかりだったので、
この姿で動いてるのを見るのは新鮮。



モア「これは単なる幻影ではないのです。キミの心の一番大切なもの。
   例えキミには幻想であろうと、母に拳を向けることなどできない。
   何故なら、それは自らの手で最も大切な心を打ち砕いてしまうことになるからです。
   そうなれば、キミは心の中で、
   二度と愛しいマーマの姿を思い浮かべることすら出来なくなる」


氷河が戦ってる手前の場所では、瞬もエリゴルと戦っているのですが、
距離が近いせいか、お互いに傷つきながらも名前を呼び合っております。
TVシリーズの時から二人はペアになる事が多かったですが(大抵は氷河が足を引っ張るww)
ホントに仲が良いな、おい。w



瞬「ひょ……氷河、立って……僕たちは約束したじゃないか、必ず星矢を追うと。
  そして、アテナを救うと……氷河ーーーーっ!」

瞬の励ましもあってか、氷河は決心します。

氷河「たとえ……たとえ、この氷河の自らの心を、最も大切な心を打ち砕こうと、
   モア、貴様を倒す!」

おおおお!氷河さん、偉いぞ!(ってマジで思ってしまったw)
本物のマーマも我が師カミュも「立派になって」と喜んでるに違いない(笑

マーマの幻影に打ち勝ち、オーロラ・サンダーアタックで敵を倒すものの、
氷河は力尽きて、その場に倒れてしまいます。


一方、瞬の方は・・・
氷河が倒れた後も「氷河ー!」と名前を連呼しておりましたw



そして、瞬がピンチになったその時、お約束通り、一輝兄さん登場。

一輝「情けない声を出すな。だらしないぞ、瞬」

一輝「アテナを救いたいのであれば、自分の力で立ち上がってくるのだな、瞬」


兄さんが最愛の弟に向かってツンを発動ww
瞬の方を振り向きもせず、さっさと敵を倒し、
アテナの元へ行ってしまう兄さんなのでした。

やっぱ、氷河の名前を連呼したのが気に障ったのか…w



●敵地脱出!



ラスボス倒すと、お約束と言わんばかりに敵地って崩壊するんですよねぇw
今回は、氷河さんが星矢と共にアテナを庇いながら、脱出しておりますよ!



とか、思ってたら、崩れた足場を飛び越えるためのジャンプ要員でしたww
こんなジャンプの仕方で、あの距離飛び越えられるもんなのか?w
疲れてる所申し訳ないが、
星矢がアテナをお姫様抱っこして飛んだ方が様になったんじゃないか?w

まぁ、今作では常にアテナの聖闘士として徹する氷河さんが見れて、
面白かったから良かったですけどw




ラストのシーン。
この時、一輝兄さんが瞬に向かってウィンクするもんだから、
兄弟じゃなくてただの恋人同士にしか見えなかったよwww
兄さん、そんなキャラだったけ?てか、さっきまでのツンはどうしたよ?ww
後ろの紫龍の優しげな眼差しと、瞬が女顔だから余計に…クッ!w


過去作に比べると劣ると感じたものの、
こうやって振り返ってみると…まぁそれなりに楽しめました。面白かったですw


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